キングコング

1933年の『キング・コング』のリメイク。
3時間強の長い映画です。

見所は二つありました。

一つは、キングコングと、コングに捕らわれる女優のアン・ダロウ（ナオミ・ワッツ）との心の通い合いですね。なかなか見事に表現されていました。

二人（？）が打ち解けてゆくまでの姿を描くために、相当な製作時間とお金を費やしたと思われますが (汗）、コングの気持ちの移り変わりが、コングの微妙な表情や彼女を救おうとする必死な行動の中にとても良く表現されていたと思います。

きっと、監督のピーター・ジャクソン（ロード・オブ・ザ・リング）は、この部分に最も情熱を注いだのかもしれないですね。映画全体でクローズアップされていたのは、巨大な猿の存在とそれにおののく人間達というよりは、アンがどんな人間であるかをしっかりと表現してましたから。

もう一つは、コングに捕らえられたアンを助けようと救助に行った探索メンバーと、恐竜や巨大な怪しい生物達との戦いのシーン。

まあ、戦いというよりは彼らからどうやって逃げるかといった方が正確かもしれませんが（笑）、このあたりはまさにジュラシック・パークのバージョンアップ版を見てる感じです。普通は「生き残れないだろう〜」って思いつつも、はっきり言ってもの凄い迫力がありましたよ。
でも、「なんで恐竜なのかなぁ」という違和感も感じたのは正直な感想ですね。

キングコングは誰しも知ってる映画で、ピーター・ジャクソンがどのあたりに力を入れて描くのかが楽しみでした。

膨大な制作費を掛けた彼の思い入れ。観客はどう判定を下すのでしょうか。これからの興行収入の成り行きが楽しみです。

ところで、ジミーという身寄りのない若手船員役をやっていたのが、私の大好きな映画「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルだったとは・・・映画館でキャストの名前をみて驚きました。あの頃のイメージとはずいぶんと違ってましたからね。

ハリポタのメンバーもそうでしたが少年少女から青年に変わって行く時代っていうのは凄い変化なんですね。

キングコング公式ＨＰ

Comments

こんにちは♪
TBありがとうございました。
迫力映像も心の交流もどちらも堪能いたしました。
PJ監督が思い入れがあることは充分伝わってきましたよね〜。
ただ、やっぱり３時間以上というのは長いかなと思います。
上映時間を聞いて避けちゃう人もいるかも。
「ロード〜」では軒並み３時間越えでしたが、２時間強くらいにカットする英断もPJ監督にはこれから必要かもしれませんね〜。

Posted by ミチ at 2005年12月18日 15:42

ミチさん。
コメント＋ＴＢありがとうございます。
確かに長かったですね。
コングが登場するまでに1時間は掛かったかも（笑）
オリジナルへの敬意とリメイクでやりたいことを合わせると
削りに削ってあの時間になったのでしょうが、
私もやはり長すぎると感じましたよ〜。

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2005年12月18日 15:52

そうだったのですか〜。
あの若い船員！あのリトルダンサーの彼だったのですか。
大きくなって〜〜（近所のおばちゃんのような感想ですみません（笑））

早々、私はよくわからなかったのですがトム・ハンクスの息子も出ていたとか？
わかりました？
そこまで見ている余裕がなかった私ですが・・・

TB頂きます♪

Posted by ぷちてん at 2005年12月18日 21:10

ぷちてんさん。

トム・ハンクスの息子。気がつきませんでした (汗）
で、調べたらあのジャック・ブラック演じる監督のアシスタント、
プレストンを演じてたんですね〜
コリン・ハンクス。
おとなしい役だったのであまり目立ちませんでしたが、
どんな感じの役者になるんでしょうかね。
2世の将来楽しみです。

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2005年12月18日 21:44

そうだったんですか！

あのアシスタントが？？
あれ・・そう言えば彼はいついなくなっちゃったっけかな・・・顔がおぼろげで、似てたかどうかわからないです（笑）
でも、こうして二世が又活躍して行くんですね〜。
がんばって欲しいですよね♪

Posted by ぷちてん at 2005年12月19日 19:43

TBありがとうございました。
キングコングって、ロマンチックなストーリーなのですね。
単なる迫力映像のみ、というわけではない。
本当に観て正解でした。
欲望のあり方、考えさせられました。

Posted by abroaddiary at 2005年12月21日 21:34

ぷちてんさん。

あの、アシスタントくんことコリン・ハンクス。
島からエイドリアン・ブロディとナオミ・ワッツを助けるのに重要な役割をしたんですよー
ネタバレになるので、これ以上はいえませんが、記憶をたどってみてくださいね♪

Posted by J.T. at 2005年12月21日 22:56

abroaddiaryさん。

はじめまして、こちらこそTB＋コメントありがとうございます。
「欲望のあり方」ですか。
そうですね。

欲望が素晴らしいものを産む時もありますが、
何事もバランスが大切ですよね。

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2005年12月22日 23:16

こんにちは。

コメントありがとうございました。

ジェイミー・ベル、大人になっても俳優やってて良かったです。
これからも、ドンドン出て欲しいですね。
彼にも、コリン・ハンクスにも、今後の映画界で活躍して欲しいです。

Posted by toe at 2005年12月28日 11:14

toeさん
コメントありがとうございました。
ジェイミー・ベル出てましたね。
ビリー・エリオットの印象が余りにも強くて、もっと違った役をやらせて欲しい！
と思いましたが（笑）
もっともっと活躍して欲しい俳優です。

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2005年12月28日 22:15

感動あり、笑いあり、恐怖ありの良い映画でした〜♪
ただ、ピーター・ジャクソン監督の作品は非常に長いので、舞台のように途中休憩が欲しいです。。。（笑）

Posted by honu at 2006年01月07日 06:44

honuさん。

ほんと、
L.O.T.Rの時もそうでしたが、
長かったですね。
途中休憩賛成です。

それと、映画の長さによって、
駐車場料金の無料時間も延長してほしいです（笑）

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2006年01月07日 16:06

私関係ないけどピータージャクソンとおない年。今度のキングコングスッゲー良かったです映画館で見るのがひさびさだったかもしれないけど。CGってすごいですねー理屈がどうのこうのじゃなくて素直に楽しめたらそれでいいんじゃないですか。！

Posted by グラスワンダー at 2006年01月29日 20:33

グラスワンダー さん。

始めまして。
そうですね。
私も映画を見るのを楽しんでます。
そして、あれこれ思うのも楽しみの一つにしています。
大いに楽しみましょう！

Posted by Ｊ．Ｔ． at 2006年01月29日 21:36